いままで、たくさんの結婚式に参加してきたわたしですが、この結婚式、たぶん一番お金がかかっていたのではないかと思われます。
引き出物の自分でチョイスできるカタログに記載されている商品が、今までにはないランクものでした。
あれって、食品を見ると一目瞭然なんです。
お肉のグラム数があきらかに違うし、スイーツの内容も見るからに違ってきます。
もし、安いカタログですませようと思っている方は、値段だけでなく、その内容をじっくり吟味した方が良いですよ。
同じ価格のものでも、あきらかに値段のわかってしまい内容のものもありますし、食品も載っているものと載っていないものがありますから、それだけでも値段がわかりにくくなったりもしますからね。
それ以外にも、京都から取り寄せたであろう有名店のデニッシュパンに、投機の箸置きセットが一緒に入れられていた。
どれも使えるものばかり。
たいがいの引き出物には、数をふやすために入れたであろうものや、一部の来客のための趣味に合わせたものなど、ひとつふたつは使えないものが入っているものなのだけれど。
日本人であれば、食卓に箸は並ぶものだし、来客がきたときなどにもおしゃれに使える。まぁ、パンが嫌いな人がいれば、デニッシュパンは要らないものになるのかな?
そんなこんなで、あとで聞いた話しなのですが・・・。
あの結婚式、確かに招待客も140人近くいて、料理も最高、引き出物も良いもの、ちなみに新郎新婦の衣装も間違いなく良いもの、ときているので、予算もそれなりだと思っていましたが、聞けば、1000万を軽く超えているというではないですか。
しかも!!!
一番驚いたのは、あのアナウンサーへの謝礼。
なんと50万円。
しかも、知り合いを通じてお願いしたものだというのに。
それで盛り上げてくれたのであれば、価値もあったかもしれないが、少なくとも、招待客にとっては、手なれたホテル側のスタッフの方が、気持ちよくお祝いできたような気もするのですが・・・。
ちなみに、あのアナウンサー、新婦の母親が昔ファンだったそうなのですが、あの場の対応をみて、ファンであったことも恥ずかしい、なんて言っていたそうです。
ニュースを読むプロであっても、やはり、適材適所での活躍にとどめておくほうがよかったのでしょうね。
もう一度、考え直せるのであれば、ちゃんと司会のプロに頼みたい、とまで言っていたそうですが、そこは気が優しい彼女。
良い経験ができた、と言ったそうです。
わたしなら、親の気持ちも考えず、怒ってしまっていたかもしれません。
年下であるはずの彼女ですが、見習うところもたくさんですね。
わたしも、結婚して、ちゃんとした考えの大人にならないといけないのかなぁ。 |