一生に一度しかない(はずの!?)結婚式ですが、その大切な当日にハプニングが起こることって、少なくはないのでしょうね。
わたしの呼ばれた結婚式でも、そのハプニングは起こりました。
小さいハプニングは、忘れてしまいましたが、それなりに印象に残るものも少なくはありません。
仕事柄、静岡を境に九州地方まで、仕事で飛び回っています。
そんなわたしですから、けっこう各地に友達も増え、長期出張のときは、アパートなんかも準備してもらえるので、仕事の付き合いだけでなく、飲み屋や居酒屋で仲良くなる人もいたりして。
そのおかげか、自分の婚期を逃してしまい、それなりの年齢を重ね、結婚式への出席だけは人よりかなり多いと自慢できるほどになってしまいました。
何もハプニングの起こらなかった結婚式や、特別感動のないものは、記憶にも残っていません。
素敵な結婚式場だったなぁ、とか、あのドレス素敵だったなぁ、っていう程度に記憶に残る程度です。
そんな中、一番印象に残っている土地が名古屋です。
その土地柄はもちろんのこと、呼ばれた結婚式場での印象もぴかいち。
ちょっと、名古屋のお金持ちのお嬢さんに呼ばれて出席したときもかなりのもの。
むかぁし聞いたことのある、ド派手な結婚式でなかったのは、とても残念ですが。
仕事場の後輩である彼女。
実はお金持ちだったんですね。
わたしの勤める会社の取引先の娘さんだったとか。
同じ職場で働いていながら、飾らない彼女の人柄に、お嬢様だったなんて、気が付きもしませんでした。
ちゃんと、しっかりとしたご両親に育てられていたんでしょうね。
そして、もちろん、名古屋駅近くの一流ホテルの結婚式場に呼ばれることになったんですね。
そんなところ、そんな機会もなければ、足を踏み入れることもなかったと思います。
いつも、綺麗なホテルだなって、下から眺める程度でした。
彼女からは、転勤当初から、なぜかなつかれ、結婚する彼のこともいろいろと相談に乗っていたので、妹みたいな感覚にさえなっていました。
そのため、不覚にも結婚式に感動してしまったありさま。
たまにはそんなのも悪くない感じでしたけどね。
ただ、ちょっと、司会の方の進め方が不慣れで、それがハプニングにつながってしまったのが、本当に残念でした。
名古屋のホテルの結婚式場なのですから、そのホテルに任せておけば、司会者なんかも慣れた方だったと思うのですが、彼女の母親が、どうしてもその人に頼みたい、と、某テレ ビ局のアナウンサーに司会を頼んだそうなので、仕方ないと言えば仕方ないのですが。
わたしは、もともと関西出身なので、そのアナウンサーのことはよくわかりませんでしたが、知っている人は知っていたようです。
こそこそと、“すごーい”という声も聞こえていましたから。
たぶん、忙しい方だろうから、ホテル側との打ち合わせもしっかしとする時間もなかったかもしれませんね。
誰も悪くはないのですが、彼女を妹のように感じていたわたしにとっては、そのアナウンサーの進め方に、文句を言いたくなったことは、言うまでもありません。
結婚式の司会者って、癖のある人って多いような気がします。花嫁さんより目立っちゃったりする人…。 あくまで、主役は御嫁さんだから、引きたてて!って思うんですけどね。
有名人の人であればあるほど、そんな感じがするのですが。 私が出席した結婚式がたまたまそうだっただけなのかな?ひょっとしたら、私の見方がいけないのかも知れませんね。 し司会者の人は、自分が話しのプロだと自負している。自分に自信がある。そういう見方をしているから、そう感じるのかも知れません。 あくまで自然に、式の司会進行をしてくれる司会者の方、さすがプロだなって思います。 アナウンサーも話す事のプロではありますが、結婚式を進行することのプロかといわれたら、そうではないですものね。
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